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発達障害の子を育てており、疲れを感じている保護者の方もいるでしょう。
疲れを感じてしまうのはおかしいことではありません。
本記事では、発達障害の子を育てるのに疲れてしまう理由や対処法を解説します。
発達障害の子の育児に疲れてしまった方は、ぜひ参考にしてください。
発達障害の子を育てるのに疲れてしまう理由
発達障害のある子どもを育てる中で疲れを感じるのは、親の力不足ではなく、日常的に多くのエネルギーを必要とする状況が続くためです。
特性により、突然走り出す、強いこだわりで予定変更に対応できないなど、予測が難しい場面が起こりやすく、常に注意を払う生活になりがちです。
さらに、外見から特性が分かりにくいため、周囲から「しつけの問題」と誤解される場合もあり、孤立感を抱えやすくなります。
また、何度も同じ注意を繰り返す中で「自分の育て方が悪いのでは」と自己否定につながるケースも少なくありません。
休む間もなく対応が続くと心身の疲労が蓄積し、「もう限界かもしれない」と感じてしまうのは自然な反応といえるでしょう。
発達障害の子を育てるのに疲れたときの対処法
発達障害の子を育てるのに疲れたときの対処法を3つ解説します。
疲れを感じたときは、本章で解説する対処法を試してみてください。
同じ発達障害の子を育てる親と交流する
同じ経験をしている親とつながるのは、孤立感を和らげる有効な方法です。
悩みを共有できる相手がいるだけで、自分だけではないと実感できます。
保護者会や支援団体の集まり、オンラインの交流コミュニティなどでは、日々の困りごとや工夫を分かち合えるでしょう。
具体的な支援制度や対処法の情報も得られるため、実生活に役立つ知識が増える点もメリットの1つです。
周囲に理解者がいないと感じている場合こそ、地域の支援機関や学校に問い合わせ、安心して話せる場を見つけるのが大切です。
ペアレントトレーニングを利用する
ペアレントトレーニングは、子どもの特性に合わせた関わり方を学ぶ支援プログラムです。
厚生労働省の事業でも推進されており、多くの自治体で実施されています。
発達障害の行動の仕組みを理解し、ほめ方や指示の出し方、環境の整え方などを具体的に学ぶことで、家庭での対応が安定しやすくなるでしょう。
講義だけでなく演習や家庭での実践を通じて身につけるため、日常生活に活かしやすいのが特徴です。
子どもを責めるのではなく、親の関わり方を少し変えると成功体験を積み重ねられ、結果として、親のストレス軽減と子どもの行動改善の両方が期待できます。
参照:厚生労働省「ペアレント・トレーニング実践ガイドブック」
専門家に相談する
疲れが限界に近いと感じたときは、専門家に相談しましょう。
市区町村の福祉課や発達障害者支援センターなどで相談でき、多くは無料で利用可能です。
専門家と話すと状況を整理でき、具体的な支援策を提案してもらえます。
1人で抱え込まず、疲れたときは早めに相談するようにしましょう。
発達障害の子を育てるのに疲れたときは訪問看護を利用するのも選択肢の1つ
発達障害のある子どもを育てる中で「疲れた」と感じるのは、決して親としての弱さではありません。
予測が難しい行動への対応や周囲からの無理解が重なることで生じる「支援疲れ」といえる状態です。
まずは自分を責めるのではなく、負担が大きい環境に置かれているのだと認めるのが大切です。
そして、一時的に休息を取ったり、公的な支援制度を活用したりするのをためらわないようにしましょう。
支援の1つとして訪問看護を利用すれば、自宅で子どもへの関わり方のアドバイスや親の心のケアを受けられます。
また、訪問看護の時間は、親自身が自分をいたわる時間にもできるでしょう。
1人で育てるのに疲れを感じている方は、訪問看護ステーションラララへお気軽にご相談ください。