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パニック発作が起きたときの対処法4選!繰り返す場合の対応も解説

2025.07.22 精神科訪問看護とは

いつ起こるか分からないパニック発作に不安を抱えている方もいるでしょう。
パニック発作の対処法を知っておけば、いざというときに落ち着いて行動できる可能性が高まります。

本記事では、パニック発作が起きたときに自分でできる4つの対処法に加え、くり返す発作への対応について解説します。

パニック発作への対処法が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

パニック発作が起きたときの対処法

パニック発作が起きたときに対処法を知っておけば、落ち着いて対応できる可能性が高まります。
ここでは、パニック発作が起きたときに自分でできる対処法を4つ解説します。

深呼吸を意識する

パニック発作が起きたときは、まず深呼吸を意識することが効果的です。

発作中は呼吸が浅く速くなり、過呼吸になってさらに不安が増してしまいます。
このような悪循環を防ぐために、一定のリズムでゆっくりと呼吸を整えましょう。

深く呼吸すると副交感神経が優位になり、心拍数や緊張が落ち着きやすくなります。

深呼吸はその場で静かにできる簡単な方法なので、いざというときの備えとして、日頃から練習しておくと安心です。

別のことに意識を向ける

発作が起きたときは、恐怖や動悸にばかり集中しないよう注意しましょう。

不安に意識が集中すると、症状が強くなる場合があります。
そのため、意図的にほかの対象に意識を向ける工夫が効果的です。

たとえば、頭の中で好きな曲を思い出したり、好きな香りをかいだりなど、五感を使った方法が役立ちます。
また、飴をなめて味に集中したり、指で数字を数えたりするのもおすすめです。

自分なりの安心できることを見つけておくと、発作の不安をやわらげやすくなるでしょう。

落ち着ける場所に移動する

発作が起きたときは、静かで安心できる場所に移動するのが大切です。

混雑した場所や大きな音がする場所にいると、不安が高まりやすくなります。
そのため、できるだけ人の少ない静かなスペースに移動し、ゆっくりと呼吸を整えましょう。

公園のベンチや車の中、自宅の一室など、自分が落ち着ける場所をあらかじめ把握しておくと安心です。
刺激の少ない環境で過ごすと、心と体の緊張が緩み、発作のつらさをやわらげる助けになります。

頓服薬を服用する

パニック発作への対処として、医師から処方された頓服薬を服用するのも選択肢の1つです。

頓服薬は発作が起きたときに一時的に不安や息苦しさを軽減する効果があり、短時間で症状を和らげられます。
携帯しやすいタイプの薬もあるため、外出時でも服用しやすく、安心感につながります。

使用する際は、必ず医師の指示に従って正しいタイミングと量を守るようにしましょう。

対処法を実践してもパニック発作を繰り返すときはどうすればいい?

自分なりの対処法を試しても発作をくり返す場合は、専門家に相談しましょう。

パニック障害には、認知行動療法や薬の治療など、症状に合わせた方法があります。
放っておくと不安が強まり、生活に大きな影響が出てしまうおそれがあります。

不安を抱えたまま頑張り続けず、早めに専門家の力を借りることで、少しずつ安心して過ごせる日常を取り戻せるでしょう。

パニック発作の治療に訪問看護を取り入れるのも選択肢の1つ

パニック発作が起きたときには、深呼吸や意識の転換、落ち着ける場所への移動、頓服薬の服用など、自分でできる対処法を知っておくと安心につながります。
しかし、こうした方法を試しても発作をくり返すようであれば、1人で抱え込まずに専門家に相談しましょう。
自分に合った治療を受けられれば、不安や症状の軽減が期待できます。

通院だけでは不安という方は、訪問看護を活用するのも選択肢の1つです。

訪問看護ステーションラララでは、医師の指示のもと、パニック障害に悩む利用者さまに病状安定のサポートや自立支援などを提供します。

1人で抱え込まず、こちらからお気軽にご相談ください。

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