クルミのアトリエ クルミのアトリエ TOPへもどる

大人の自閉症とは?特徴・相談先・治療法を解説

2025.08.27 精神科訪問看護とは

発達障害の一種である自閉症(自閉スペクトラム症)のある方は、社会に出てから苦労する場合があります。

大人の自閉症の方が抱えやすい問題点をチェックし、疑わしい場合は早めに対処しましょう。

この記事では、大人の自閉症の特徴や相談先、治療法などを解説します。


大人の自閉症の特徴とは?

大人の自閉症では、以下の特徴が見られる場合があります。

・他人とのコミュニケーションがうまくいかない
・臨機応変に対応するのが苦手
・指示がないと作業を行えない
・興味のある物事にしか取り組めない

自閉症は、正式には「自閉スペクトラム症」と呼ばれる発達障害の一種であり、多くの場合子どものころから上記の特徴が見られます。

ただし、稀に自閉症に気がつかないまま社会に出る方も居り、大人になってから初めて生きづらさを感じる場合もあるのです。

具体的には、職場の同僚とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、恋人・パートナー・家族と良好な関係を構築できなかったりなどの問題が生じます。

あくまでも上記の特徴を持つ傾向があるというだけで、必ずこれらの特徴がみられるわけではありませんが、気づいた場合は自閉症の検査を受けるのが重要です。



参照:政府広報オンライン/発達障害に気付いたら?大人になって気付いたときの専門相談窓口
参照:厚生労働省/発達障害の理解


大人の自閉症の相談先

大人になってから自閉症の疑いを持った場合、まずは精神科や心療内科などの医療機関に相談しましょう。
精神科では自閉症の専門的な検査を受けられ、自身にどのような特徴があるのかを明らかにできます。

また、精神科で自閉症の診断を受けると、精神保健福祉手帳の取得など、さまざまな支援を受けることも可能になります。

精神科や心療内科の受診に抵抗がある場合は、保健所や精神保健福祉センターに相談し、自閉症の傾向があるか相談してから受診するのもよいでしょう。



関連記事:もしかして大人の発達障害かも?セルフチェックで分かる特徴と適切な対応法


大人の自閉症の治療法

大人の自閉症に対しては、以下の治療や支援を受けられます。

・言語療法や薬物療法
・生活や仕事に関する支援

それぞれ見ていきましょう。


言語療法や薬物療法

医療機関で言語療法を受けると、他人とのコミュニケーション方法が身につき、社会に適応しやすくなります。

また、うつ病の治療薬である「セロトニン再取り込み阻害薬」が自閉症の症状を抑えるのに有効であるとされており、服薬すると症状が落ち着く可能性もあります。



参照:MSDマニュアル/自閉スペクトラム症


生活や仕事に関する支援

医療機関で治療を受ける以外に、日常生活への支援を受けるのも重要です。

・発達障害者向けの就労支援プログラム
・自治体で提供している支援制度
・訪問看護ステーションの利用

就労支援プログラムを利用して自閉症の特徴に合う仕事に就いたり、自治体が提供しているサポートを利用したりすると「自分らしく」生きるのが楽になります。

また、日常生活にサポートが必要な場合、訪問看護を利用して個別のケアやサポートを受けるのも1つの手段です。

自分に必要な支援を受ければ、自閉症と上手に付き合いながら生活する方法を身につけられるでしょう。



参照:厚生労働省/発達障害者の就労支援


大人の自閉症は適切なサポートを受けるのがポイント

大人が自閉症を抱えていると、仕事や人間関係など、社会生活におけるさまざまなシーンに「生きづらさ」を感じる可能性があります。
大人になってから発覚するケースも珍しくないため、社会に出てから違和感を感じた場合は、早めに精神科や心療内科を受診しましょう。

『訪問看護ステーションラララ』では、大人の自閉症に対する専門的なサポートを提供しています。
興味のある方は『こちら』からお問い合わせください。

お問い合わせ・
採用Contact/Recruit

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

050-3092-2093