心療内科に行ってはいけない人はいるのかと疑問に感じている方もいるでしょう。
心や体に不調があっても、「こんなことで受診していいのだろうか」とためらう方は少なくありません。
しかし、受診を迷っている間に症状が悪化してしまうケースもあります。
本記事では、心療内科に行ってはいけない人はいるのか解説するとともに、受診した方がよい人の特徴も紹介します。
心療内科に行ってはいけない人がいるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
心療内科に行ってはいけない人はいる?
結論から言うと、心療内科に行ってはいけない人はいません。
心や体に不調があるなら、誰でも受診してよいのです。
むしろ、症状を放置すると精神疾患が重症化したり、治るまでに時間がかかったりするリスクが高まります。
「こんなことで心療内科にいってもよいのかな」と悩まず、つらい、苦しいと感じた時点で受診するようにしましょう。
ただし、心療内科はストレスなどが原因で体に現れる不調の治療がメインです。
もし精神的な症状が強い場合は、精神科を受診しましょう。
どちらを受診したらよいか迷う場合は、両方の診療科がある医療機関を選ぶのをおすすめします。
どちらを受診したらよいか分からなくて受診しないという選択は避けましょう。
心療内科に行った方がよい人の特徴
心療内科に行ってよいのか迷う方もいるでしょう。
ここでは、心療内科に行った方がよい人の特徴を解説します。
当てはまる方は、早めに心療内科を受診しましょう。
身体的な不調が続く
ストレスが原因で、以下のような身体的な不調が続く場合は心療内科を受診しましょう。
・眠れない
・食欲がない
・動悸がする
・息苦しさが続く
・頭痛や腹痛が続く
・体がだるい
・吐き気がする
一時的な症状であれば、疲れが原因かもしれませんが、これらの症状が続く場合は精神疾患の可能性があります。
「これくらいなら我慢できる」「自分は大丈夫」と思わず、近くの心療内科を受診して治療を進めましょう。
憂うつな気分やネガティブ思考が続く
気分の落ち込みが長く続くときは注意が必要です。
特に、2週間以上にわたって憂うつな状態が続き、日常生活に支障をきたしている場合は、精神疾患が隠れているかもしれません。
また、「自分には価値がない」「何をしてもうまくいかない」といった否定的な考えが止まらないときも、心の不調を示すサインです。
こうした状態を放置すると悪化するリスクがあるため、早めに心療内科で相談するのをおすすめします。
死にたいと考える
「死んでしまった方が楽かもしれない」「消えてしまいたい」のような思いが頭から離れない場合は、心が限界に近づいているサインです。
このような状態に陥ったときは、絶対に1人で抱え込まず、できるだけ早く心療内科に相談してください。
専門家に助けを求めることで、心の負担を和らげ回復へつながるため、迷わず受診しましょう。
心療内科に行ってはいけない人はいないのでまずは受診しよう
心療内科は、心と体に不調を感じたときに誰でも受診できる場所です。
「この程度で受診していいのかな」と悩む方もいるかもしれませんが、つらさや違和感を抱えたまま放置すると、症状が進行してしまう可能性があります。
そうならないためには、早めに受診するのが重要です。
受診を迷っている場合は、まず一歩を踏み出し、専門家に相談してみるのをおすすめします。
心療内科への通院だけでは不安という方は、訪問看護を利用するのも1つの方法です。
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