心療内科で「休職した方がよい」と言われたけど、仕事のことが気になって素直に休む決断ができない、どう手続きを進めればいいか分からない、と悩んでいる方もいるでしょう。
医師は心と体を守るために休む必要があると判断し、休職を勧めています。
本記事では、心療内科で休職を勧められたときの対応や休職するまでの流れをわかりやすく解説します。
心療内科で休職を勧められたけどどうすればよいか分からない方は、ぜひ参考にしてください。
心療内科で休職を勧められたらどうすればいい?
心療内科で休職を勧められた場合は、医師の判断を受け入れ、しっかりと休むようにしましょう。
職場で不安やストレスを強く感じたり、気力が湧かず日常生活にも支障が出ていたりする場合は、十分な休息が必要です。
無理をして働き続けると症状が悪化し、かえって長期的な回復が難しくなってしまうかもしれません。
休む決断は簡単ではありませんが、医師は専門的な視点から回復のために必要な措置を提案しています。
そのため、医師から休職を勧められたら治療と療養を最優先にし心と体を整えるようにしましょう。
心療内科で休職を勧められたあとの流れ
心療内科で休職が必要と判断されたら、休職のために手続きする必要があります。
ここでは、休職までの流れを解説します。
医師に診断書を発行してもらう
休職するには、医師が発行する診断書が必要です。
これは、会社に休職を申し出る際の根拠となる重要な書類であり、医師の診断がなければ正当な理由として認められないケースもあります。
診断書には、「就業が困難である」「一定期間の休養が必要」などの内容が記載されます。発行には数日かかる場合もあるため、余裕をもって依頼しましょう。
会社に伝える
休職する際は、その旨を会社へ報告する必要があります。
職場はあなたの不在を見越して業務を調整する必要があるため、早めに伝えるのがよいでしょう。
報告が遅れると、同僚に負担がかかり、あなた自身も気がかりが増えてしまうかもしれません。
報告するのは直属の上司なのか人事部なのかは、会社によって異なるため確認しておくのをおすすめします。
伝える際は診断書を提出するだけでなく、体調や今後の治療方針について簡単に説明できると理解も得やすくなるでしょう。
会社の就業規則を確認する
休職に入る前に、自社の就業規則を確認しましょう。
休職の条件や期間は会社ごとに異なり、内容を把握しておかないとトラブルになる恐れがあります。
休職できる期間やその間の給与の有無、連絡方法、復職時の流れなどを確認しておきましょう。
内容を知らずに進めると、療養中に不安が増えてしまうかもしれません。
しっかりと制度を理解しておくと、安心して治療に専念できるでしょう。
休職手続きをする
必要な確認が済んだら、休職の申請を行います。
会社の指示に従って必要な書類を提出しましょう。
多くの会社では人事や総務が窓口ですが、所属先によって異なる場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
通院だけでなく訪問看護という選択肢もある
心療内科で休職を勧められたときは、無理をせず、まずは治療と休養を優先しましょう。
診断書の取得、会社への報告、就業規則の確認、そして正式な手続きと、一つひとつの流れを丁寧に進めることで、安心して療養に入る準備が整います。
休職中の治療は通院だけでなく、訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
訪問看護は、通院とは異なり自宅でケアが受けられるのが特徴です。
訪問看護ステーションラララでは、住み慣れた自宅で希望する生活が送れるように支援いたします。
興味のある方は、こちらからお気軽にご相談ください。