クルミのアトリエ クルミのアトリエ TOPへもどる

睡眠薬を飲んでも眠れないのはなぜ?具体的な原因と対処法を解説

2025.07.17 精神科訪問看護とは

睡眠薬を飲んでいるのになかなか眠りにつけない場合、さまざまな原因が考えられます。
睡眠薬の種類や量、身体の状態など、眠れない原因を理解して適切に対処しましょう。

この記事では、睡眠薬を飲んでも眠れない原因や、対処法を解説します。


睡眠薬を飲んでも眠れない原因とは?

睡眠薬を飲んでも眠れない原因を解説します。


睡眠薬の種類が体に合っていないため

睡眠薬には複数の種類があり、なかには体質に合わないものもあります。
病院やクリニックで処方される主な睡眠薬は以下です。

・トリアゾラム
・テマゼパム
・エスタゾラム
・ザレプロン
・ゾルピデム
・タシメルテオン
・ダリドレキサント など

また、睡眠導入を補助する薬や睡眠の維持に効果を発揮する薬など、種類によって効果も違うため、睡眠障害のタイプに合った薬を使用するのも重要です。

処方された薬の効果を感じない場合、種類を変えたいと相談するのも検討しましょう。



参照:MSDマニュアル/一般的に使用される経口睡眠薬


睡眠薬への耐性がついたため

睡眠薬を長期間服用している場合、耐性がついてしまい、眠れなくなるケースがあります。

服用量を増やさなければ眠れなくなるほか、過剰摂取による副作用から不眠が生じる場合もあるでしょう。

長期間服用する場合、耐性の生じにくい種類を服用するなどの対策が重要なため、不安な方は医師に相談してみてください。



参照:厚生労働省/催眠鎮静薬、抗不安薬及び抗てんかん薬の依存性に係る添付文書改訂について


精神症状が悪化しているため

睡眠薬が効かない、または徐々に効かなくなった原因として、精神症状の悪化も考えられます。
不眠症が生じている原因がうつ病や統合失調症などの精神疾患である場合、症状が悪化すると適切な効果を発揮できない場合があるのです。
効果を得るためには、精神疾患の治療を並行して進めることも検討しましょう。


睡眠薬を飲んでも眠れないときの対処法

睡眠薬を飲んでも眠れないときの対処法を解説します。


医師と服薬内容について相談する

服薬する薬の種類や量を調整するため、担当医に相談しましょう。
たとえ精神科医であっても、はじめから最適な睡眠薬を処方できない場合もあります。

睡眠障害の特徴や睡眠薬の種類などを医師と相談し、体質に合う種類と量を処方してもらいましょう。



参照:厚生労働省/不眠症


生活習慣を整える

生活習慣を整えると、睡眠の質が上がったり、入眠しやすくなったりする可能性があります。
すぐにできる生活習慣の整え方は以下です。

・日中に運動する
・タバコを控える
・夕方以降のカフェイン摂取を控える
・寝る直前に食事をしない
・寝室にスマートフォンを持ち込まない など

睡眠に集中するため、寝る直前の行動や環境に気を配ってみましょう。



参照:厚生労働省/知っているようで知らない睡眠のこと


訪問看護の利用を検討する

訪問看護を利用し、服薬や質の高い睡眠を得られる環境のアドバイスを受けるのも手段の1つです。

精神科訪問看護では、睡眠薬の効果を発揮するための服薬管理や、生活習慣を改善するためのアドバイスなどを受けられます。

睡眠薬の服用タイミングに苦労している方や、質の高い睡眠を得るためのサポートが必要な方は、精神科訪問看護の利用も検討しましょう。


睡眠薬を飲んでも眠れないときは医師に相談しよう

睡眠薬を飲んでも眠れない場合、睡眠障害と薬の種類が合っていない、睡眠薬に耐性が付いて効果が得られていないなど、さまざまな原因が考えられます。

困った時は医師と相談して薬の種類や量を調整をしたり、生活習慣を整えたりして、なるべく質の高い睡眠を得られるようにしましょう。

『訪問看護ステーションラララ』では、睡眠障害に悩む方へのサポートを提供しています。
興味のある方は『こちら』からお問い合わせください。

お問い合わせ・
採用Contact/Recruit

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

050-3092-2093