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精神科を受診する方のなかには「薬漬けにされたらどうしよう」と不安に感じる方もいるでしょう。
精神疾患の治療では長期間の服薬治療が必要なケースが珍しくありません。
精神薬を大量に服用するのは身体に負担がかかりますが、適切な服薬管理を行えば、薬漬けにならずに治療を進められます。
この記事では、精神科における服薬治療の実態と、薬漬けを避けるためのポイントについて解説します。
基本的には精神科で薬漬けにするような治療は行わない
基本的に、精神科では薬漬けになるような処方は行いません。
精神疾患の治療薬は強力なものが多く、強い副作用が出現する場合もあります。
そのため、医師は服用量や飲み合わせを調整したり、薬剤師と協力したりしながら、慎重に治療薬の処方を行います。
ただし、治療に時間がかかるケースでは、どうしても長期間薬を服用し続けなければいけません。
その間、うまく減薬できなかったり、服薬をやめられなかったりすると「薬漬けにされている」と感じる方もいるでしょう。
参照:厚生労働省/過量服薬への取組-薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて-
精神科で薬漬け状態になるケース
精神科で薬漬けになってしまうケースとして、以下があります。
・担当医との意思疎通がうまくいっていない
・自分から過量服薬(オーバードーズ)をしてしまう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
担当医との意思疎通がうまくいっていない
担当医との意思疎通がうまくいかないと、適切な量や種類の処方を受けられず、必要以上に服薬してしまう可能性があります。
うつ病や強迫性障害、統合失調症などの精神疾患では、コミュニケーションに支障が生じ、自分の状態や症状をうまく伝えられないケースも少なくありません。
医師は、精神症状や心身状態の経過など、問診で得られる情報を元に薬の処方を行います。最低限の服薬量で治療を進めるためには、診察時に自分の状態をできるだけ正確に伝えることが大切です。
自分から過量服薬(オーバードーズ)をしてしまう
治療薬を自ら大量摂取してしまい、薬漬け状態になる方もいます。
精神症状を抑えようと、指示された量以上の服薬を行ってしまい、過量服薬(オーバードーズ)状態になる場合があるのです。
オーバードーズ状態に陥ると、逆に精神症状が悪化してしまったり、身体に大きな負担がかかったりするため、服薬をコントロールしなければいけません。
参照:厚生労働省/量服薬への取組-薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて-
精神科で薬漬けを避けるためのポイント
精神科の服薬治療で薬漬けを避けるには、以下のポイントを守るのが重要です。
・通院周期を守る
・薬に頼らない治療も受ける
・服薬管理を徹底する
服薬をコントロールするには、定期的な通院によって、現在の状態に適切な量や種類の薬を処方してもらうのがポイントです。
また、薬に頼らない治療を希望する方は、精神科や心療内科で受けられる「精神療法」を受けるのもよいでしょう。
ただし、精神疾患の初期や症状が重い期間は、薬によるコントロールが欠かせない場合もあります。
医師や薬剤師、看護師のアドバイスを参考に、服薬管理を徹底して行いましょう。
服薬管理が苦手な方は訪問看護を利用するのも選択肢の1つ
服薬の自己管理が難しい場合、精神科訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
精神科訪問看護では、看護師が利用者さまの自宅に伺い、一人ひとりの状況に適したケアや服薬管理を行います。
自宅でケアを受けられるため通院する必要がなく、生活環境の調整や服薬スケジュールの管理など、自宅ならではの服薬管理を受けられます。
服薬の自己管理に自信がない方は、訪問看護のサポートを受けることも検討しましょう。
関連記事:精神科訪問看護の料金は?受けられるサポート内容も解説
精神科の服薬はサポートを受ければ薬漬けの心配はない
精神科で治療を受けたとしても、薬漬けになるケースは滅多にありません。
なかには、服薬の自己管理が苦手な方もいますが、医師や薬剤師、看護師のサポートによってコントロールできる方も多いです。
服薬管理が難しいと感じる場合は、精神科や訪問看護ステーションに相談し、薬漬けになるのを避けましょう。
『訪問看護ステーションラララ』では、精神疾患を持つ方に対し、服薬管理や症状のケア、日常生活のお手伝いを行っています。
服薬治療に不安を感じている方は、お気軽に『こちら』からお問い合わせください。