![]()
職場の同僚や友人とのコミュニケーションに悩み「アスペルガー症候群かも?」と疑っている方もいるのではないでしょうか。
アスペルガー症候群への適切な支援を受けるには、まず医療機関で診断を受けなければ行けません。
診断の基準や内容を理解できれば、受診のハードルが下がるでしょう。
本記事では、アスペルガー症候群の診断基準や、診断を受けた後に取るべき対応を分かりやすく解説します。
アスペルガー症候群はどのように診断される?
発達障害の1つであるアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)は、精神科や心療内科などの医療機関で診断を受けられます。
精神科や心療内科では、専門医による問診やカウンセリングにより、アスペルガー症候群の気質を的確に判別します。
また、精神疾患や発達障害の世界的な診断基準である「DSM-5」をもとに、アスペルガー症候群や、その他の発達障害が併存していないか判別することも可能です。
関連記事:自閉症と発達障害の違いは?アスペルガー症候群とADHDの特徴も解説
アスペルガー症候群の診断基準
アスペルガー症候群は、以下の項目に基づいて診断されます。
1.社会的コミュニケーションに持続的な問題がある
2.行動や興味の方向性などの偏りが 2 つ以上ある
3.発達早期から 1,2 の症状が存在している
4.発達段階に対し対人関係や学業的・職業的な機能が釣り合わない
5.これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明できない
なお、アスペルガー症候群は、対人のコミュニケーションと物事へのこだわりがあるものの、言葉の発達の遅れは起こらない場合が多いです。
この特徴から、アスペルガー症候群と同一の区分に含まれる「自閉症」と判別します。
参照:厚生労働省/(資料5)自閉スペクトラム症に関する資料
参照:厚生労働省/発達障害の理解
アスペルガー症候群の診断後に取るべき対応
アスペルガー症候群の診断を受けた場合、以下の対応を取ることで、日常生活や仕事における生きづらさを軽減しやすくなります。
・自宅や職場の環境を整える
・公的な支援制度を利用する
・在宅支援を利用する
詳しく見ていきましょう。
自宅や職場の環境を整える
アスペルガー症候群の方は、コミュニケーションに問題を抱える場合があるため、家庭内や職場での意思疎通をしやすい環境に整えるのがポイントです。
たとえば、職場の上司や同僚に対し「身振り手振りの理解が苦手」「図や選択肢を使用したやり取りが得意」などの特性を説明すると、円滑にコミュニケーションを取れるでしょう。
公的な支援制度を利用する
公的な支援制度を利用すると、日常生活で受ける負担を軽減しやすくなります。
精神障害者保健福祉手帳を取得して公共料金を減らしたり、自立支援医療制度を利用して、通院や支援にかかる費用を減らしたりすることが可能です。
参照:厚生労働省/自立支援医療
参照:厚生労働省/障害者手帳
在宅支援を利用する
日常生活に生きづらさを感じている場合は、在宅支援を利用するのも選択肢の1つです。
アスペルガー症候群の方は、人とのコミュニケーションや仕事に悩むあまり、自宅に引きこもりがちになる場合もあります。
在宅で利用できる相談窓口や、訪問型サービスの利用によって、家から出られない方も支援を受けられます。
特に、アスペルガー症候群の気質から精神的な問題が生じている場合は、精神面のケアや、症状を抑えるための服薬管理を受けられる「精神科訪問看護」を利用するとよいでしょう。
アスペルガー症候群や、その他の発達障害における訪問看護の利用については「発達障害の方は訪問看護を受けられる?支援内容と得られるメリットを解説」の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
アスペルガー障害は診断後の対応が重要!訪問看護の利用も検討を
アスペルガー症候群の特性に気づかないままでいると、仕事や人間関係でつらい思いをし続けてしまい、精神的な問題にまで発展する可能性があります。
早期発見と必要な支援の明確化のため、心当たりがある方は、早めに精神科や心療内科で診断を受けましょう。
アスペルガー症候群で日常生活に悩みを抱えている方は『訪問看護ステーションラララ』にご相談ください。
ラララでは、利用者さまの特性に合わせた訪問看護サービスを提案し、心身の健康状態の改善や、社会における生きづらさの解消をお手伝いいたします。
アスペルガー症候群にお悩みの方は『こちら』から、ぜひお気軽にお問い合わせください。