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不眠症の治療薬にデエビゴを処方されたものの「強い薬じゃないのかな」と不安に感じている方もいるでしょう。
デエビゴは、類似薬にはない特徴を備えている睡眠薬の一種です。
睡眠の質を改善する薬ですが、さまざまな副作用も報告されているため、効果を実感するには適切な服用が求められます。
この記事では、デエビゴの効果や特徴、副作用を詳しく解説します。
デエビゴは睡眠薬のなかでも効果が強い?
デエビゴは、睡眠薬の中でも依存性が低く効果が持続しやすいため、効き目が強い睡眠薬と言われる場合があります。
他の睡眠薬が思うように効かなかったものの「デエビゴに変えた後から眠れるようになった」と感じる方も多いです。
ただし、デエビゴの効果の現れ方には個人差があるため、一概に効果が強いとは判断できません。
また、効果の持続時間や副作用から「強すぎる」と感じる方もいるため、服用方法に気を付ける必要があります。
なお、デエビゴは「エーザイ株式会社」が販売する商品名であり、一般名は「レンボレキサント」です。
参照:一般社団法人日本医薬情報センター(JAPIC)/不眠症治療薬 レンボレキサント製剤 DayvigoⓇ Tablets
デエビゴの特徴
デエビゴは、以下の特徴を持つ睡眠薬です。
・転倒やせん妄が起こりにくい
・比較的効果が持続しやすい
詳しく見ていきましょう。
転倒やせん妄が起こりにくい
デエビゴは、ほかの睡眠薬と比較し、転倒やせん妄のリスクが低いと言われています。
アメリカで行われた研究によると、デエビゴと類似の睡眠薬を比較した結果、転倒やせん妄が起こる割合が少なかったとが報告されています。
服用してもふらつきや注意力の低下が起こりにくく、ケガやアクシデントのリスクが少ない睡眠薬と言えるでしょう。
比較的効果が持続しやすい
デエビゴは不眠症治療に使用される薬の中でも、比較的持続時間が長い睡眠薬です。
たとえば、類似薬であるマイスリー錠(ゾルデピム酒石塩錠)は、効果が最大に達してから1.5~3時間程度で半減します。
一方デエビゴは、効果が最大に達してから半減するまでの時間が8~9時間と、比較的長く効果が持続することが分かっています。
また、デエビゴは服用してから血中濃度が最大に達するまでの時間も短いため、服用後すぐに効果を実感する方も少なくありません。
参照:一般社団法人日本医薬情報センター(JAPIC)/不眠症治療薬 レンボレキサント製剤 DayvigoⓇ Tablets
参照:一般社団法人日本医薬情報センター(JAPIC)/ゾルピデム酒石酸塩錠
デエビゴの副作用で幻覚や金縛りが出現する場合がある
デエビゴを使用する場合、幻覚や金縛りなど、さまざまな副作用が現れる場合もあります。
デエビゴで起こるとされている副作用は以下の通りです。
・動悸
・金縛り
・幻覚や悪夢
・頭痛や腹痛
・めまいや耳鳴り
ただし、上記の副作用は類似薬でも見られる場合があり、必ずしも幻覚や金縛りが起こるとは限りません。
副作用を押さえつつ不眠症を改善したい場合は、容量や服用のタイミングを適切に管理することが大切です。
関連記事:睡眠薬の長期服用による副作用とは?負担が少ない飲み方のコツも解説
デエビゴを適切に服用するコツ
デエビゴを適切に服用するコツは以下の通りです。
・処方通りの量を服用する
・睡眠の1時間前に服用する
・飲酒や喫煙を控える
デエビゴの効果を最大限発揮し、副作用を抑えるためには、医師や薬剤師の処方通りに服用するのがポイントです。
「眠れないから」と、自己判断で服用量を増やしたり、決められたタイミング通りに服用しなかったりすると、強い副作用が出現する可能性があります。
また、アルコールやタバコは睡眠薬の効果に悪影響となる場合があるため、睡眠薬を服用する期間は控えるようにしましょう。
参照:厚生労働省/睡眠薬の適正な使⽤用と休薬のための診療療ガイドラインー出⼝を⾒据えた不眠医療マニュアルー
デエビゴは正しく服用できれば心強い睡眠薬の1つ
デエビゴは適切に服用できれば、睡眠の質の改善に効果が期待できる薬の1つです。
服用中はさまざまな副作用が現れる場合もありますが、服用する量やタイミングの管理を徹底すれば、リスクを抑えつつ不眠症を改善できるでしょう。
服薬の自己管理が難しい場合は、精神科訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
精神科訪問看護では、不眠症の改善に必要なケアや日常生活のサポートを自宅で受けられます。
服薬管理が苦手な方や、生活リズムの乱れから睡眠薬の効果が十分に発揮されずにいる方は、看護師による専門的な不眠症ケアを受けてみましょう。
睡眠薬を処方通りに服用するのが難しい方や、効果を実感できていない方は、お気軽に『訪問看護ステーションラララ』へお問い合わせください。