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うつ病で見られる抑うつ気分とは?対処法や受診の目安を解説

2025.11.18 精神科訪問看護とは

気分が落ち込んで何もやる気が出ない、何をしても楽しくないなどの状態が続き、悩んでいる方もいるでしょう。
このような状態が続いている原因として、うつ病の症状である抑うつ気分が考えられます。

本記事では、抑うつ気分の特徴や対処法、抑うつ気分が続くときの対応について解説します。

抑うつ気分に悩んでいる方や抑うつ気分がどんな状態なのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


うつ病の抑うつとはどんな気分?

うつ病の抑うつとは、強い落ち込みや意欲の低下が続き、心身にさまざまな不調が現れる状態を指します。

抑うつ気分は朝に強く出る傾向にあり、以下のような状態になりやすいようです。

・悲しい
・むなしい
・気分が晴れない
・気持ちが重い
・何をしても楽しめない
・興味がわかない

抑うつ気分はうつ病のほかにも、不安障害や統合失調症、適応障害などでもみられる場合があります。

参照:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「抑うつ」


抑うつ気分になったときの対処法

抑うつ気分になると、気持ちが重く、普段の家事や仕事が手につかなくなり、日常生活に支障をきたしかねません。
「どうしたら気分が軽くなるのだろう」と気になる方もいるでしょう。

ここでは、抑うつ気分になったときの対処法を2つ解説します。
どちらか1つでも試してみてください。


休養をとる

抑うつ気分が強いときは、無理に行動しようとせず、思い切って休む時間を確保しましょう。

無理に行動して睡眠不足や不規則な食事が続くと、心の不調が悪化しやすく、体も疲れやすくなります。

仕事や学校がつらいときは、思い切って休んでみると心と体がリセットされ、回復につながるでしょう。

また、食事はコンビニのもので済ませてしまう日があっても構いませんが、野菜や果物、たんぱく質を意識するとエネルギーが補われ、体調を整えやすくなります。

できる範囲で生活リズムを整えながら、心身をゆっくり休めるよう心がけましょう。


軽い運動をする

軽い運動を取り入れるのは、抑うつ気分をやわらげる方法の1つです。

激しい運動をする必要はなく、散歩、ヨガ、ストレッチなど、できる範囲で続けるだけでも問題ありません。
無理をすると疲れがたまり、かえって気分が沈んでしまうかもしれないので、心地よいと感じられる程度で行うのが大切です。

外に出るのが難しいときは、室内で体を伸ばすだけでも十分です。


抑うつ気分が続くときはどうすればよい?

対処法を実践しても改善せず、抑うつ気分が2週間以上続き、仕事や家事、学校生活に支障が出ている場合は、できるだけ早く医療機関へ相談しましょう。

自然によくなるのを待つだけでは悪化する可能性があるため、専門的な助けが必要です。
精神科や心療内科を受診すると、症状に合った治療やアドバイスを受けられ、回復への道筋が見えやすくなります。

1人で抱え込まずに、精神科や心療内科を受診して治療しましょう。


抑うつ気分に悩んだときは専門家に相談しよう

うつ病の抑うつ気分は、強い落ち込みや意欲の低下が続き、物事を楽しめない、気持ちが重いなど、日常生活に大きな影響を与える場合があります。
まずは休養をとり、栄養のある食事や軽い運動など、無理のない範囲で心身を整えることが大切です。

ただし、これらの対処をしても状態がよくならず、2週間以上つらさが続く場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。
専門的な治療や助言を受けることで、回復につながる可能性があります。

また、抑うつ気分で在宅での生活に不安がある方や外出が難しい方は、訪問看護をご検討ください。

訪問看護ステーションラララでは、看護師が利用者さまの自宅を訪問し、困りごとや不安に合った看護サービスを提供します。

1人で抱え込まず、こちらからお気軽にご相談ください。

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