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障害者のグループホームとは|精神障害がある方の地域生活を支える選択

2025.07.09 精神科訪問看護とは

ひとり暮らしに不安があっても地域で自立した生活をしたい方の選択肢として、グループホームがあります。

グループホームでは、家庭的な雰囲気の中でスタッフの支援を受けながら、安心して地域で暮らすことが可能です。

この記事では、対象となる方や支援の内容、生活の様子などをご紹介します。


精神障害者の方が暮らすグループホームとは

グループホームは、障害のある方が地域で暮らすための共同生活の場です。

家庭的な雰囲気の中で少人数(平均5名程度)で生活しながら、スタッフによる生活支援を受けられます。

ひとり暮らしに不安がある方や退院後すぐの生活に自信がない方も、無理なく地域での生活をスタートできるでしょう。

参照:厚生労働省「グループホームとケアホームの現状等について」


障害者グループホームの対象者

障害者グループホームは、次のような方が対象です。

・身体や知的、精神などに障害がある
・支援が必要だけど地域で生活したい方
・ひとり暮らしに不安があり支援を受けたい方

精神障害のある方は、利用の年齢制限は設けられていません。

また、障害者手帳がなくても、障害福祉サービス受給者証があれば利用できます。

詳細はお住まいの自治体でご確認ください。

参照:厚生労働省「グループホームとケアホームの現状等について」


障害者グループホームの種類と特徴

障害者グループホームとして、以下4つが挙げられます。

■介護サービス包括型
ホーム内で食事や入浴、排せつなどの介護を提供する

■外部サービス利用型
訪問看護や居宅介護など、必要に応じて外部の支援を利用する(精神障害のある方の約53%が利用)

■日中支援型
スタッフが24時間常駐し、夜間もサポートを実施する

■サテライト型
ひとり暮らしを希望する方が、アパートなどで暮らしながら支援を受ける

それぞれの特徴を知り、自分の体調や希望に合ったグループホームを選ぶことが大切です。

参照:厚生労働省「グループホームにおける経営実態等調査」


障害者グループホームで受けられる支援

グループホームでは、掃除や洗濯・食事の支度など、日常生活のサポートを受けられます。

服薬確認や体調のチェックも行うため、心身の変化に早く気づくことが可能です。

介助は声かけや見守りが中心で、排せつや着替えなど身体に触れる支援は原則として行われません。

困ったときはスタッフにいつでも相談できる安心の体制が整っています。


障害者グループホームでの生活の様子

グループホームでは自立を目指しながら、必要な支援を受けられる環境が整った場所です。

外出は基本的に自由ですが、共同生活のため門限や外出先の報告など施設ごとのルールがあります。

個室が基本であり、自分のペースで生活できるようプライバシーが守られています。

入居者との関係で不安がある場合はスタッフに相談できるため、安心して生活を続けられるでしょう。


障害者グループホームを利用する費用

利用には家賃や食費、光熱費などが発生します。

加えてグループホームでの生活支援にかかる「障害福祉サービス利用料」も必要です。

障害福祉サービス利用料は所得に応じた負担上限月額が設定されているため、上限を超える費用はかかりません。

負担上限月額の詳細については、お住まいの市区町村の福祉担当窓口で確認しましょう。


訪問看護の併用で地域での安心した暮らしを

グループホームは地域の中で安心を感じながら、自分らしく暮らせる場所です。

生活の中で不安を感じたときは、訪問看護による医療的なサポートを得ながら安心して過ごすことができます。

悩みをひとりで抱えず、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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