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訪問看護師の給料はいくら?相場や高いと言われる理由を解説

2025.10.13 精神科訪問看護とは

訪問看護師の給料は高いと聞いたことがある方もいるでしょう。
転職を検討している人は、訪問看護でどのくらいの給料や年収がもらえるのか、なぜ高いと言われるのか気になりますよね。

この記事では、訪問看護師の給料や年収の相場、給料が高いと言われる理由を解説します。


訪問看護師の給料と年収の相場

訪問看護師の給料と年収の相場を紹介します。

給料の相場は25~45万円

訪問看護師の給料の相場は、約25~45万円です。
給料額の幅が大きいのは、経験年数や勤務する地域、法人ごとの福利厚生の差などが関係しています。

また、2024年に公益社団法人日本看護協会が行った調査では、常勤スタッフの人数が多い職場ほど、基本給与や総支給額が大きいと示されました。

同調査では、病院勤務の平均基本給与が約26万円だったとも報告されています。
訪問看護には、夜勤のない職場や残業の少ない職場も多くありますが、それでも病院と同等かそれ以上の給料を見込めるようです。

参照:公益社団法人 日本看護協会/2024年度 「看護職員の賃金に関する実態調査」


年収の相場は300~600万円

訪問看護師の年収は、約300~600万円です。
年収もまた、経験年数や職場によって変化するほか、ボーナスの額によっても差が生じます。

なお、2024年の公益社団法人日本看護協会の調査では、役職のない訪問看護ステーションスタッフの平均年収は約510万円だったと報告されています。

2024年の「国税庁 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均年収は約478万円だったことから、訪問看護師の給料は平均よりも高い水準にあるようです。

参照:公益社団法人 日本看護協会/2024年度 「看護職員の賃金に関する実態調査」
参照:国税庁/令和6年分 民間給与実態統計調査


訪問看護師の給料が高いと言われる理由

訪問看護師の給料が高いと言われるのには、以下の理由があります。

・需要の高まりと人材不足で高めに設定されているから
・インセンティブ制度を導入しているから

それぞれ詳しく見ていきましょう。


需要の高まりと人材不足で高めに設定されているから

高齢化社会が加速している今の日本では、訪問看護の需要も高まっており、人材を確保するために給料が高めに設定される傾向があります。

訪問看護を利用する人の数は年々増加しており、平成25年と令和4年を比較すると、およそ2倍もの利用者数になっています。

需要に応えるように訪問看護ステーションも増えていますが、勤務する看護師の数は不足している状態です。
勤務する看護師を確保するために、給料を高めに設定している事業所もあるでしょう。

参照:厚生労働省/訪問看護


インセンティブ制度を導入しているから

インセンティブ制度とは、訪問した件数に応じて追加の手当が支給される制度です。

「訪問1件あたり500円」「月〇件以上で4,000円増」というように、訪問看護を行った件数が多いほど給料が増加します。

インセンティブ制度を導入している職場では、働けば働くほど給料も高くなるため、件数を多くこなせれば、平均給料を大きく上回るケースもあります。

また、体力のあるときは多めに件数をこなし、プライベートが忙しいときは件数を減らすといった、自分で給料を調整する柔軟な働き方も可能です。


給料と働き方のバランスを取りたいなら訪問看護師も検討しよう

訪問看護師は、一般的な平均給料以上の給料と年収が見込めます。
夜勤のない職場や残業の少ない職場でも高い給料を見込めるため、ワークライフバランスの整った働き方を求めている方は、訪問看護ステーションへの転職も検討してみましょう。

『訪問看護ステーションラララ』では、一緒に働く看護師の仲間を募集しています。
ラララでは、福利厚生や教育制度を整えているため、未経験の方やプライベートを大切にしたい方でも安心して働けます。
訪問看護師に興味のある方は、ぜひ『こちら』からお問い合わせください。

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