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漢方薬の効果に興味があるものの「本当に効くのかな?」と思っている方もいるでしょう。
医療機関でも処方される漢方薬ですが、科学的な根拠がないイメージから、使用を控える方もいます。
しかし、特性や効果を理解し適切に服用できさえすれば、幅広い疾患と不調の克服に役立つ場合があるのです。
この記事では、漢方薬の効き目や服用の注意点を解説します。
漢方薬は本当に効くのか?
近年では、漢方薬の効果についての研究も行われており、病気や不調に対する一定の効果があることが明らかになってきています。
風邪薬として処方されるイメージのある漢方薬ですが、幅広い疾患の治療手段としても扱われているのです。
また、漢方薬は西洋薬と比べ比較的ゆるやかに効果が現れますが、副作用が出現しにくく、1つの薬で複数の症状に効果が出る場合もあります。
「根拠がなさそう」「西洋薬じゃないと効かないのでは?」と感じている方もいるかもしれませんが、適切に服用できれば、体調を整えるのに役立つでしょう。
漢方薬を服用する場合の注意点
漢方薬の服用には、いくつか注意点もあります。
ここでは、漢方薬を服用する場合の注意点について、詳しく見ていきましょう。
効果が出るまで時間がかかる場合がある
漢方薬は、種類によっては効果が出るまで時間がかかる場合があります。
西洋薬とは異なり、根気よく飲み続けることで効果が発揮される場合が多いです。
即効性のある薬も存在しますが、基本的には服用してから時間がかかるものと覚えておきましょう。
種類によって体質に合わない場合がある
薬に副作用はつきものであり、漢方薬も例外ではありません。
使用する漢方薬の種類に体質が合わないと、動悸や不整脈、頭痛などの副作用が現れる場合もあります。
医師はできる限り身体に合う漢方薬を処方しますが、服用して初めて体質との相性が分かるケースも多いです。
その場合は、医師に薬の種類を変えてもらうか、服薬以外の治療手段について相談しましょう。
病院で処方される漢方薬の代表例
病院やクリニックで処方される一般的な例を紹介します。
葛根湯:初期の発熱や鼻風邪、のど風邪、中耳炎など
麻黄湯:初期の風邪で発熱や頭痛がある場合など
安中散:胸やけや胃の痛みなど
甘草湯:激しい咳やのどの痛み、口内炎など
四苓湯:吐き気や腹痛、むくみなど
病院やクリニックでは、上記を含め200種類以上の漢方薬が使用されており、症状や体質に合う薬を処方してもらえます。
精神疾患に対しても漢方薬が処方される場合がある
精神疾患に対する治療薬として、漢方薬が使用されるケースもあります。
精神疾患でよく見られる「気分の落ち込み」や「不安感」「めまい」「動悸」などの症状を抑えるのに、漢方薬が効果を発揮する場合もあるのです。
精神疾患の治療にあたって、抗精神薬の使用に抵抗がある方も少なくありません。
その場合、手の出しやすい漢方薬の服用から始めることで、治療をスムーズに進められるケースもあります。
関連記事:精神科で漢方薬は使われる?特徴や飲み合わせの注意点も解説
漢方薬は正しく服用できれば効果が期待できる
漢方薬は飲み始めから効果が出るまで時間がかかる場合がありますが、適切に服用できれば、体調不良や病気の症状を緩和する効果が期待できます。
西洋薬に頼らない治療を希望する方や、体質を少しずつ変えていきゆるやかに治療したい方は、漢方薬を服用するのも選択肢となるでしょう。
漢方薬や抗精神薬の服用に疑問がある方や、服薬管理がうまくいかずに悩む方は、訪問看護を利用するのも手段の1つです。
訪問看護では、利用者さま一人ひとりの症状と生活スタイルに合うサポートや、服薬の悩みに関するアドバイスを行います。
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