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産後うつも訪問看護を利用できる|サポートを受けるメリットと利用の流れ

2025.09.15 精神科訪問看護とは

出産後に気分が落ち込み、つらさをひとりで抱えるママは少なくありません。

訪問看護は看護師がご自宅を訪問し、体調の確認や育児の相談など日常に寄り添ったサポートをするサービスです。

この記事では、訪問看護で受けられるサービスやメリットを解説します。


産後うつは誰にでも起こりうる病気

産後うつは10人にひとりのママがなるとされる病気です。

ホルモンバランスや生活環境の大きな変化により、以下のような不調がみられます。

・気分が沈む
・涙が止まらない
・楽しかったことに興味が持てない

このような症状が1日中かつ2週間以上続く場合は、専門家に相談しましょう。

産後うつは誰でもなり得る病気だと知り、自分を責めずゆっくり休むことが大切です。

産後うつのママに周囲ができることは、こちらの記事を合わせてご覧ください。

参照:厚生労働省 第5章 養育者のメンタルヘルス


訪問看護が産後うつの方にできること

産後うつの方も医師の指示のもと訪問看護を利用でき、以下のようなサービスを受けられます。

・気分や体調のチェック
・本人や家族からの相談
・生活や育児に関する相談

日常の中で感じる不安を整理しながら、ご自宅で安心して過ごすサポートをするのが訪問看護です。

看護師による具体的なサポート内容については、こちらの記事を合わせてご覧ください。


産後うつで訪問看護を利用するメリット

産後うつで訪問看護を利用するメリットとして、以下が挙げられます。


孤独感がやわらぐ

産後うつを持つ多くの方が感じるのは「気持ちを話せない」「分かってもらえない」という孤独感です。

訪問看護は定期的にご自宅を訪問する看護師に、日常の不安や気持ちをじっくり相談できます。

悩みをひとりで抱える孤独感が軽減されるため、回復への大きな支えになるでしょう。


家族も安心できる

産後うつは家族も不安を抱えやすい病気です。

訪問看護では家族も看護師に相談できるため「どのような声をかければいいのか」といった悩みを一緒に考えられ、家族自身の安心につながります。

産後うつを母親だけの問題ではなく「家族全体の課題」としてとらえることで、家族みんなで産後うつに向き合いやすくなります。


家事や育児の不安が軽減できる

産後は赤ちゃんのお世話や家事に忙しく、ママは追い込まれやすい状態です。

看護師と悩みを整理することで「この家事はパパに頼んで大丈夫」「赤ちゃんが寝ているときは休んでいい」と負担を軽減でき、プレッシャーや不安がやわらぎやすくなるでしょう。

毎日の負担を無理なく見直すことで「完璧にやらなきゃ」という気持ちが少しずつゆるみ、気持ちに余裕が生まれていきます。

産後うつで訪問看護を利用する流れ

訪問看護を利用するには、まず主治医への相談が必要です。

医師が必要と判断した場合に訪問看護指示書が発行され、その内容をもとに訪問看護ステーションと契約する形になります。

まずは「自分も訪問看護は使えますか?」と主治医へ相談しましょう。



関連記事:精神病と子育てに向き合うママへ|母親を支援する訪問看護という選択肢


訪問看護で「ひとりじゃない」育児を

産後うつは誰にでも起こりうる病気で、ひとりで抱え込む必要はありません。

訪問看護は看護師が自宅で体調や気分を確認し、服薬や生活の工夫、家族への支援などを行い、日常生活に寄り添ったサポートをします。

通院だけでは不安が残るときは、主治医に相談して訪問看護を検討しましょう。

訪問看護ステーションラララでは、産後うつで悩む方とご家族を支えるサポートを行っています。こちらからお気軽にご相談ください。

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