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産後うつの方に看護師ができること|訪問看護で家事・育児も安心のサポート

2025.09.16 精神科訪問看護とは

「訪問看護って看護師さんが家に来て何をするの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

訪問看護では、医師の指示のもと看護師がご自宅に訪問し、体調のチェックや育児や家事の相談など、日常生活に寄り添った支援をするサービスです。

この記事では、産後うつに対して看護師ができることやメリットについて解説します。


産後うつとこころの変化

産後はホルモンバランスや生活環境の大きな変化により、以下のような症状があらわれやすい時期です。

・眠れない
・気分が落ち込む
・涙が止まらない
・子どもへの愛情を持ちにくい
・「母親失格では」という罪悪感を持つ

このような状態が2週間以上続く場合は、マタニティブルーではなく産後うつの可能性があるとされています。

産後うつは誰にでも起こりうる病気であるため、ひとりで抱え込まず早めの医療機関への相談が大切です。

参照:厚生労働省 第5章 養育者のメンタルヘルス


産後うつの方へ看護師ができること

産後うつの方に看護師ができることとして、以下が挙げられます。


気分や体調のチェック

訪問看護では、気分や体調の変化を確認します。

「眠れない日が続く」「食欲が落ちている」といった小さなサインを見逃さず、必要に応じて医師につなげられるため安心です。

ひとりでは気づきにくい変化を早めにキャッチできることで、無理なく過ごしやすくなるでしょう。


服薬や日常生活のサポート

薬の飲み忘れや副作用への不安は自分だけでは対処しづらく、生活に負担を感じやすいものです。

「薬を飲み忘れてしまう」「副作用が心配」という悩みを看護師に伝えることで、服薬の工夫や生活リズムを整えるアドバイスを受けられます。

ひとりで悩む時間を減らせるため、安心して治療や育児に向き合いやすくなるでしょう。


育児や家事の相談

訪問看護では、育児や家事に関する悩みも相談可能です。

家事や育児の負担を一緒に振り返りながら、休むタイミングや優先順位のつけ方、家族と分担する工夫などを具体的に考えられます。

自宅という生活の場で相談できるため、子育てや家事を少しずつ楽に感じられるようになるでしょう。


ご家族の悩みのヒアリング相談対応

訪問看護では、利用者さまだけでなくご家族も一緒に相談可能な場合があります。

「どう声をかけたらいいのか」「どこまで手伝えばいいのか」と迷ったときに、看護師に気持ちを話すことで安心できる関わりを一緒に見つけていけます。

家族も相談先を持てることで、産後うつを抱える方だけではなく、周囲のご家族も安心して生活を送れるでしょう。


産後うつの方が訪問看護を受けるメリット

訪問看護を受けるメリットとして、以下が挙げられます。

・家族も含めた支援が受けられる
・ひとりじゃないという安心感を得られる
・産後うつを家族全体のものとしてとらえられる

看護師に気持ちを話すことで安心感が生まれたり、産後うつを母親だけの問題ではなく「家族全体のもの」としてとらえられるのも大きなメリットです。

訪問看護を受けるメリットについては、こちらの記事を合わせてご覧ください。


ひとりで抱え込まず訪問看護という選択を

産後うつは誰にでも起こりうる身近な病気であるため 「自分だけが弱いのでは」と責める必要はありません。

訪問看護は医師の指示のもとで利用でき、看護師が自宅で気分や体調を確認したり、服薬や育児、家事の相談をしたりできます。

つらさを感じるときは、まず主治医に「訪問看護を使えますか?」と相談しましょう。

訪問看護ステーションラララでは、精神科に対応した看護師が利用者さまとご家族に寄り添いながら安心して過ごせるようサポートしています。
こちらからお気軽にお問い合わせください。

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