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精神科で漢方薬は使われる?特徴や飲み合わせの注意点も解説

2025.03.09

精神的な不調に対して、病院で処方される薬に抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方にとって、漢方薬は1つの選択肢になるかもしれません。

漢方薬は、自然由来の生薬を組み合わせたもので、精神科でも不安や緊張、不眠などの症状を和らげるために処方されることがあります。

この記事では、漢方薬の特徴や精神科で処方される漢方薬の種類、飲み合わせの注意点について詳しく解説します。

精神科の薬に不安がある方や、漢方薬について知りたい方はぜひ参考にしてください。

漢方薬の特徴

漢方薬は、生薬を組み合わせて作られます。
化学合成された西洋薬とは異なり、自然由来の成分が多いのが特徴です。

また、漢方薬は特定の症状をピンポイントで抑えるのではなく、根本的な体質改善を目的とするため、効果を実感するまでには時間がかかります。
継続的に服用することで、徐々に体質を改善していきます。

自然由来成分が多いため副作用がないと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
生薬にアレルギー反応を起こしたり、体質に合わない漢方薬を服用したりすると副作用が出る可能性があります。
そのため、専門家の指導のもとで適切に使用することが大切です。

精神科で使われる漢方薬

精神科では、疾患を治す目的ではなく、ストレスや自律神経の乱れなどの症状を抑えるために漢方薬が使われることがあります。

症状ごとにどのような漢方薬が使用されているのか、解説します。

症状 漢方薬
不安・緊張・イライラ・のどのつまり感 ・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

・加味帰脾湯(かみきひとう)

不安や気分の落ち込み 加味逍遙散(かみしょうようさん)
精神的なストレスで現れる不眠やめまい、動悸 柴胡加竜骨牡蛎湯

(さいこかりゅうこつぼれいとう)

眠れない、眠りが浅い 酸棗仁湯(さんそうにんとう)
疲労感が強い ・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

ゆううつ感 ・抑肝散(よくかんさん)

・抑肝散加陳皮半夏

(かんさんかちんぴはんげ)

・香蘇散(こうそさん)

悲しさや不安感、情緒不安定さ ・桂枝加竜骨牡蛎湯

(けいしかりゅうこつぼれいとう)

・甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

これはあくまで一部の漢方薬です。
漢方薬に興味がある場合は、医師に相談してみましょう。

漢方薬と精神科の薬は飲み合わせてもいいの?

漢方薬と精神科の薬は飲み合わせてもよい場合があります。
しかし、併用してはいけないケースもあるため、必ず医師の指示に従いましょう。

また、漢方薬だけのときは副作用が現れなくても、精神科の薬と飲み合わせたときに副作用が現れる場合もあります。
自分で判断して併用するのは避けて、医師に相談してから服用するようにしましょう。

精神科の薬に不安がある方は漢方という選択肢も

漢方薬は、生薬を組み合わせて作られた薬で、根本的な体質改善が目的です。
精神科でも緊張や不安、不眠などの症状を抑えるために処方されるケースがあります。

精神科の薬に不安がある方は、漢方薬で症状を抑えるという選択肢もあります。
一度精神科を受診し、医師に相談してみましょう。

精神科を受診後に漢方薬の管理や相談などのために、訪問看護を利用するのも1つの方法です。
訪問看護は、自宅で希望する生活が送れるように看護を提供するサービスで、服薬管理も含まれています。

精神疾患の症状にお悩みの場合は、精神科に特化した訪問看護を提供している訪問看護ステーションラララにご相談ください。
自宅で希望する生活が送れるように服薬管理を含む看護サービスを提供いたします。

ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

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