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身の回りにいる統合失調症の方・もしくは統合失調症の症状がみられる方が精神科に行きたがらず、悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、統合失調症の方が精神科に行きたがらない理由やその場合の対処法について解説します。
統合失調症の方が精神科へ行かず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
統合失調症の本人が精神科に行きたがらない理由
統合失調症の方が精神科に行きたがらないのには、3つの理由があると考えられます。
どんな理由なのか見ていきましょう。
病気だと認識していない
統合失調症の方が精神科に行きたがらないのは、自分が病気だと認識していないケースが多いと考えられています。
統合失調症の症状は少しずつ進むため、本人にとってはその状態が当たり前になり、「自分は正常だ」「疲れているだけだ」と思い込んでしまう傾向にあります。
その結果、家族が受診を勧めても、「自分で何とかできる」「病院に行く必要はない」と拒否してしまうのです。
被害妄想がある
被害妄想があるのも、精神科に行きたがらない理由の1つです。
被害妄想の影響で、家族が精神科受診を勧めても「だまされている」「自分を陥れようとしている」と感じ、強く拒否する場合があります。
また、「病院に行くと危険だ」「外に出ると見張られる」と思い込むケースもあります。
精神科への偏見がある
精神科に対する誤解や偏見が、受診をためらう原因になる場合もあります。
「行ったら入院させられるのではないか」「薬ばかり出されるのではないか」といった不安を抱く方は少なくありません。
また、「周囲に知られたくない」「弱い人間だと思われたくない」と感じ、受診を拒否するケースもあります。
統合失調症の本人が精神科に行きたがらないとき対処法
統合失調症や統合失調症の症状がみられる方が精神科に行きたがらないとき、どうすればよいか分からない方もいるでしょう。
ここでは、統合失調症の方が精神科に行きたがらないときの対処法を解説します。
伝え方を変える
統合失調症の方に受診を勧めるときは、伝え方を工夫してみましょう。
「病気だから病院に行こう」と伝えると反発を招きやすいため、本人が困っている症状に焦点を当てましょう。
たとえば、「最近眠れないみたいだから相談してみよう」「不安が強そうだから話を聞いてもらおう」と伝えると、受け入れられやすくなります。
受診は病気の診断ではなく、生活や悩みの相談の場だと伝えると、受診の抵抗感を減らせるでしょう。
保健所や精神保健福祉センターに相談する
本人が受診を拒否する場合は、家族だけで抱え込まず、保健所や精神保健福祉センターに相談してみましょう。
これらの機関では専門のスタッフが対応しており、電話や対面で助言や医療機関の紹介を受けられます。
第三者である専門家が関わることで、家族の負担も軽くなるでしょう。
訪問看護を利用する
外出が難しく、精神科受診に強い抵抗がある場合は、訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
訪問看護では、医師の指示のもと看護師が自宅を訪れ、症状の観察や服薬の支援、生活上の相談などを行います。
初診や定期的な受診は必要ですが、その回数を抑え、日常的なケアを訪問看護で行うことで、安心して治療を続けられるでしょう。
統合失調症の方が精神科に行きたがらないときは訪問看護の利用を検討しよう
統合失調症の方が精神科に行きたがらないのには、病気だと認識していないことや被害妄想、精神科への偏見といった理由があります。
そのため、無理に受診を迫るのではなく、伝え方を工夫したり、保健所や精神保健福祉センターなどの専門機関に相談したりするのが大切です。
外出が難しい場合は、初診や定期受診の回数を抑えながら訪問看護を利用し、自宅でケアを受ける方法もあります。
訪問看護ステーションラララでは、医師の指示のもと、利用者さまの不安や困りごとにあった看護サービスを提供します。
少しでも気になる方は、こちらからお気軽にご相談ください。