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精神科では、薬物療法のほかに「カウンセリング」を受けられる場合があります。
カウンセリングに興味はあるものの、どのような内容で、どのくらいの費用がかかるのか分からず、相談できていない方もいるのではないでしょうか?
この記事では、精神科で受けられるカウンセリングについて、内容や費用、適用となる人を解説します。
精神科のカウンセリングとは?
精神科におけるカウンセリングは、単なる相談や問診ではなく、精神疾患の改善やストレスの軽減を目的とした「治療」の側面を持ちます。
この章では、精神科で受けられるカウンセリングの特徴と効果について、詳しく解説していきます。
不安や悩みを解決する「心理療法」の1つ
精神科におけるカウンセリングは、抱えている不安や悩みを解決するために行う心理療法の役割を持っています。
カウンセリングと聞くと「相談」のイメージが強いかもしれません。
しかし、精神科におけるカウンセリングは、自分の精神状態と環境への理解を深め、前向きな考え方や、現在取るべき行動を理解するための「治療」の一種なのです。
日常生活のなかで不安や悩み、漠然とした恐怖や焦りなどを感じている方は、カウンセリングによって気持ちが落ち着く可能性があります。
また、精神疾患の治療は薬物療法を中心として進めるケースがほとんどですが、カウンセリングによって薬に頼らずに改善を目指せるケースもあります。
自己理解を深め、自分の精神面の問題を根本的に解決できれば、減薬や断薬が叶う場合もあるでしょう。
参照:厚生労働省/こころもメンテしよう カウンセリングについて
医師や心理師が担当する
精神科では、医師や公認心理師、臨床心理士などがカウンセリングを担当します。
いずれも、精神疾患や心の不調に関する深い知識と、心理療法の専門的な技術を備えているため、安心して相談することが可能です。
自分を変えるきっかけになる
精神科の治療においてカウンセリングは必須ではありません。
しかし、カウンセリングは前向きな考え方や物事の捉え方を身につけ、自分を変えるきっかけにもなります。
精神疾患は治療後に再発する場合もありますが、メンタルを維持する方法や、つらい出来事に対する考え方が身につけば、再発を防げるかもしれません。
参照:厚生労働省/こころの耳Q5:カウンセリング効果の実際は?
精神科のカウンセリングが必要とされる人の特徴
精神科のカウンセリングが必要な方は、以下のような方です。
・考えがマイナスに傾きがちな人
・何を解決すればいいかわからない人
・他人と関わるのが苦手な人
・自分自身について理解できていないと感じる人
・精神疾患の治療薬に抵抗がある人
自分がなぜつらいと感じているのか分からない方や、精神状態の改善に向けてどう行動すべきか整理できていない方は、カウンセリングが大きな効果を発揮する可能性があります。
また、不安や悩みがあるものの、親や友人、パートナーに相談するのが難しい方は、専門家へ相談できるよい機会となるでしょう。
精神科におけるカウンセリングの費用
精神科で医師がカウンセリングを行う場合、保険適用となるため、1~3割負担でカウンセリングを受けられます。
カウンセリングは、いわゆる心理療法の費用に含まれるため、保険適用の場合は初診で3,000~5,000円、再診で1,500~3,000円ほど用意しておくとよいでしょう。
なお、精神科以外でカウンセリングを受ける場合や、医師以外がカウンセリングを行う場合は保険適用となりません。
その場合の費用は、施設によって異なりますが、おおよそ10,000円ほどを目安として準備しておきましょう。
関連記事:精神科の通院にはいくらかかる?内訳や費用負担の抑え方を解説!
精神科のカウンセリングを活用して前向きに治療を進めよう
精神科のカウンセリングは、単なる相談ではなく、精神疾患を治療するための心理療法の一種です。
薬物療法を受けているものの、自分がどのように生活していけばいいか整理できていない方や、不安・悩みを抱えている方は、カウンセリングの利用も検討してみましょう。
精神科でカウンセリングを受けるのに抵抗がある方は、訪問看護で悩みを相談するのも手段の1つです。
訪問看護師では、精神疾患のケアだけでなく、日常生活で抱えている悩みを直接的な相談ができます。
カウンセリングほどの治療効果は得られませんが、利用者さまの自宅でお話を伺うため、より身近な距離感で相談できるでしょう。
精神疾患によって不安や悩みを抱えている方は、ぜひお気軽に『訪問看護ステーションラララ』へご相談ください。