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睡眠薬を飲むと悪夢を見る?理由と対処法を解説

2026.02.27 精神科訪問看護とは

不眠を解消するために睡眠薬を飲んでいるのに、悪夢にうなされて困っている方もいるでしょう。
睡眠薬の種類によっては、副作用として悪夢が現れる場合があります。

本記事では、睡眠薬で悪夢を見る理由や悪夢を見たときの対処法などについて解説します。

睡眠薬による悪夢で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。


睡眠薬を飲むと悪夢を見る?

睡眠薬の副作用として悪夢が現れるケースがあります。

睡眠薬にはさまざまなタイプがありますが、その中でもオレキシン受容体拮抗薬やベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の薬では、副作用の1つに悪夢があります。

特にオレキシン受容体拮抗薬に分類されるデエビゴは、脳の覚醒システムを抑えて自然な眠りを誘う優れた特徴を持ちますが、その作用の過程で悪夢を見るといわれているのです。
ただし、悪夢は服用を続けるうちに自然と落ち着くケースが多く、頻度としても決して高いわけではありません。

関連記事:デエビゴは効果の強い睡眠薬なの?特徴や副作用を詳しく解説

参照:三井信幸「精神科リエゾンで役立つ抗うつ薬・睡眠薬について」
   市立稚内病院 精神神経科 高塚 厚志「オレキシン受容体拮抗薬の悪夢の発現についての検討」


睡眠薬を飲むと悪夢を見る理由

睡眠薬で悪夢を見る理由は、薬の作用によってレム睡眠の量や質が変化するためです。

薬が直接怖い映像を作り出すのではなく、夢を記憶しやすい状態を作り出しているといえます。

たとえば、デエビゴなどのオレキシン受容体拮抗薬は、覚醒を維持する物質(オレキシン)の働きをブロックして脳を睡眠状態へ導きます。
このとき、オレキシンが本来抑えていたレム睡眠が一時的に増加するため、夢を見る回数が増えたり、内容がリアルに感じられたりするのです。


睡眠薬を飲んで悪夢を見たときの対処法

悪夢の影響で眠れなくなってしまい、悩んでいる方もいるでしょう。
ここでは、睡眠薬を飲んで悪夢を見たときの対処法を2つ解説します。


睡眠環境を整える

悪夢を減らすためには、脳が深くリラックスして眠れるよう、以下のポイントを意識して睡眠環境を整えましょう。

・遮光カーテンや防音対策で、光と音を遮断し静かな空間を作る
・就寝4時間前からのカフェインや寝酒は控える
・悩み事は日中に済ませ、寝室に持ち込まない
・適度な運動や、空腹・満腹を避けた適切な食事を心がける

これらの対策で眠りの質を高めることが、悪夢を遠ざける近道となります。

参照:一般社団法人日本睡眠学会「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドラインー出⼝を⾒据えた不眠医療マニュアルー」


医師に相談する

睡眠薬を飲んで悪夢が続いている場合は、主治医に相談してください。

医師に相談すると、薬の量を調整したり、別の睡眠薬へ切り替えたりしてくれます。
自己判断で急に薬を止めると、反動でさらにひどい悪夢を見る恐れがあるため、必ず専門家の指導のもとで調整を行いましょう。


睡眠薬による悪夢に悩んでいるなら訪問看護で相談するのも選択肢の1つ

睡眠薬の中には、副作用として悪夢が見られるケースがあります。
特に、オレキシン受容体拮抗薬やベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の薬では、レム睡眠の量や質が変化することで、夢を鮮明に覚えやすくなる場合があります。
ただし、悪夢は一時的である場合が多い傾向にあります。

まずは睡眠環境や生活習慣を整え、それでもつらさが続く場合は自己判断で中止せず、医師へ相談しましょう。

もし「診察時にうまく説明できるか不安」という方は、訪問看護師を頼ってみてください。訪問看護師は、ご自宅での利用者さまの様子を伺い、医師と連携して最適な治療環境を整える心強いサポーターとなります。

少しでも気になる方は、訪問看護ステーションラララへご相談ください。

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