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精神科の薬を服用していて、口をもぐもぐさせるような動きや体の揺れに気づき、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。「これは薬の副作用なのか、それとも単なる癖や年齢的なものなのか」と、判断に迷うことは決して珍しくありません。この記事では、遅発性ジスキネジアの症状と、加齢などで起こりうる紛らわしい動きとの違いについて解説します。
遅発性ジスキネジアの症状のおさらい
遅発性ジスキネジアは、主に抗精神病薬などの影響で、自分の意思とは関係なく体や口が勝手に動いてしまう不随意運動です。具体的な症状としては、口をもぐもぐさせる、舌を出す、手足が勝手に動くといったものが挙げられます。詳しい症状のリストや現れ方については別の記事でも解説していますが、このような意図しない動作が日常生活に影響を及ぼすことがあります。
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紛らわしい動きもある
口や舌が動いてしまう症状を見つけたからといって、それが必ずしも遅発性ジスキネジアであるとは限りません。実は、遅発性ジスキネジアと正常な加齢でも起こりうる口唇の動き(senile oral dyskinesiaと呼ばれるもの)との鑑別は、しばしば困難です。年齢を重ねるにつれて自然に現れる体の変化や、長年身についた癖などと、薬の副作用による不随意運動を見分けることは、専門の医師であっても慎重な観察が求められます。
見分ける視点
遅発性ジスキネジアなのか、それ以外の原因による動きなのかを明確に見分けることは、患者さん本人やご家族だけで判断できるものではありません。別の疾患が隠れている可能性や、他の要因が影響しているケースもあります。だからこそ、「ただの癖だろう」「年齢のせいだ」と自己判断して放置したり、反対に自己判断で薬の量を調整したりすることは避けてください。不自然な動きに気づいたときは、どのような動きがいつから見られるのかを整理し、主治医に相談することが最も確実で安全な見分ける視点となります。
まとめ
遅発性ジスキネジアは、自分の意思とは無関係に口や手足が動いてしまう症状ですが、正常な加齢による口の動きや単なる癖との違いを見極めるのは困難です。本人や周囲が異変に気づいても、原因を特定することは容易ではありません。自己判断で原因を決めつけたり、薬の服用を中止したりせず、気になる動きがあれば必ず医療機関に相談して適切な対応を受けてください。
まずは相談だけでも構いません。『こちら』から、お気軽にお問い合わせください。
参照:MSDマニュアル