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産後うつの乗り越え方|体験談と医療や訪問看護による安心のサポート

2025.10.01 精神科訪問看護とは

「子育てがつらくて暗いトンネルにいるみたい」「こんなママで申し訳ない」

このように、産後うつは出産後に気分の落ち込みや自己否定感などがあらわれます。

産後うつは誰にでも起こり得るものですが、適切な治療や休息、周囲の支援により乗り越えられる病気です。

この記事では、産後うつの乗り越え方や体験談などを解説します。


産後うつの乗り越え方

産後うつの乗り越え方として、以下を解説します。


専門医を受診する

産後うつを乗り越えるには、精神科や心療内科による専門的な治療が不可欠です。

2022〜2024年の3年間で、妊娠中から産後1年以内に自殺で亡くなった女性は162人にのぼり、妊産婦死亡の中でも高い割合を占めます。

背景には産後うつなどの精神的な不調や孤立があるとされ、早期の治療開始が重要です。

医療機関では、以下のような治療が行われます。

・薬物療法
・心理療法
・訪問看護による生活支援

ひとりで抱え込まず、精神科医をはじめとした専門医に相談することが大切です。

産後うつの治療についてしりたいときは、こちらの記事を合わせてご覧ください。



参照:日本産婦人科医会 いのちを育む妊産婦の危機


意識して休息をとる

産後うつを乗り越えるには、心身を休める時間が大切です。

産後は夜泣きや夜間授乳で睡眠不足になりやすく、無理を続けると回復が遅れやすくなります。

以下のような工夫で休息を確保しましょう。

・赤ちゃんのお昼寝中に一緒に休む
・夕飯は冷凍食品を使って手を抜く
・搾乳して夜間の授乳は夫に任せる

完璧を目指さず、意識的に休息をとることが重要です。


周囲のサポートを得る

家族の協力や地域サービスなど、以下のようなサポートを積極的に活用しましょう。

・家事や育児を家族に任せる
・訪問看護で不安な気持ちを話す
・託児サービスで休息や受診の時間を確保する

さまざまなサポートを組み合わせ、休む環境を整えることが大切です。

産後うつの妻に対して夫ができるサポートを知りたいときは、こちらの記事を合わせてご覧ください。

参照:厚生労働省 第5章 養育者のメンタルヘルス


産後うつを乗り越えた人の体験談

産後うつを乗り越えるには、周囲のサポートが欠かせません。

ママがひとりで家事や育児を背負うと疲労や孤立感が強まり、回復が遅れやすくなります。

実際にサポートを得て産後うつを乗り越えた方の体験談として、以下が挙げられます。

・「最初は頼ることに抵抗があったが、他のママがサポートを受けて笑顔を取り戻す様子を見て、私も頼ってみようと思えた」
・「乳児院へ面会に行ったときに、子どもがかわいく思えてすごくうれしかった。早く治して子どもを引き取りたいと感じ、治療のモチベーションになった」

このように産後うつから回復するためには、周囲のサポートを受けながら治療に取り組む必要があります。

身近な人に頼りにくいと感じるときは、訪問看護などの専門職に相談するのもひとつの方法です。

参照:高橋 秋絵「産後うつ状態の母親はどのような経験をしたのか」


身近な人に頼れないときは訪問看護に相談しよう

産後うつを乗り越えるためには、医療機関での治療や周囲の支えを得ながら療養することが大切です。

ただ、家族に迷惑をかけたくない思いから、負担をひとりで抱え込むママは少なくありません。

そのようなときに頼れるのが訪問看護です。

訪問看護ステーションラララでは、体調チェックや家事や育児の相談など、産後うつの方のサポートをしています。

関連記事:産後うつも訪問看護を利用できる|サポートを受けるメリットと利用の流れ

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