クルミのアトリエ クルミのアトリエ TOPへもどる

大人のチック症は治るのか|治療とセルフケアの視点

2026.09.11 精神科訪問看護とは

大人のチック症とは

チック症とは、本人の意思とは関係なく、突然体が動いてしまったり声が出たりする症状が繰り返し起こる疾患です。症状が長期間にわたり、複数の運動チックと音声チックがともなって現れる場合は、トゥレット症候群と呼ばれることもあります。子どもに多く見られる疾患として知られていますが、大人になってからも症状に悩まされるケースは存在し、決して珍しいものではありません。

 

チック症の主な症状

チック症の症状は、大きく「運動チック」と「音声チック」の2つに分類されます。運動チックは、まばたきを繰り返す、顔をしかめる、首を振るなど、体の一部が突発的に動いてしまう症状です。一方の音声チックは、不規則に咳払いをする、鼻をすする、うなり声を上げるといった症状として現れます。
これらの症状は、本人が意識して完全に止めることが難しく、一時的に我慢できたとしても再び現れてしまうという特徴を持っています。

 

大人のチック症の原因

チック症の明確な原因は完全に解明されていませんが、脳内の神経伝達物質のバランスなどが関係していると考えられています。また、大人におけるチック症状の発現や悪化には、日常生活や職場での強いストレス、心身の過労、極度の緊張といった環境要因が関わっていることが指摘されています。ストレスそのものがチックの根本的な原因というわけではありませんが、心理的な負担が症状の波に影響を与える要因になります。

 

大人と子どものチック症の違い

チック症は、一般的に幼少期や学童期に発症することが多く、成長にともなって自然に症状が軽快、あるいは消失していくことが多い疾患です。しかし、子どもの頃に始まった症状が完全には消えず、大人になっても持続するケースがあります。また、大人になってからチックのような症状が目立ち始めることもあります。大人の場合は、仕事や社会生活の中で症状を無理に抑え込もうとする場面が多くなり、それがさらなるストレスや疲労を生んでしまう点が特有の課題だと言えます。

 

周囲の理解も大切

チック症の症状は本人の意思によるものではないため、「わざとやっている」「ただの癖だから直すべきだ」といった誤解を受けることがあります。しかし、ご本人が一番その症状に悩み、周囲の目を気にして抑えようと苦しんでいます。そのため、家族や職場の周囲の人たちがチック症の特性を正しく理解し、症状が出たときも過剰に反応せず、自然に受け入れて接することが大切です。周囲の理解と安心できる環境が、ご本人の心理的な負担を和らげることに繋がります。

 

精神科訪問看護との関わり

チック症の治療や生活のサポートにおいて、精神科訪問看護が関わることがあるとされています。症状が落ち着いている時期も含めて、継続的に関わっていく存在として位置づけられています。ご自宅や地域での安定した生活リズムを整え、ストレスを和らげるための伴走者として、訪問看護ステーション ラララへのご相談もご検討ください。

 

まとめ

大人のチック症は、本人の意思とは無関係にまばたきや咳払いなどが繰り返される疾患であり、長期間続く場合はトゥレット症候群と呼ばれることもあります。多くは子どもの頃に発症して改善に向かいますが、大人まで持続するケースや、ストレスなどが要因で症状が目立つケースもあります。症状は単なる癖ではないため、周囲の正しい理解を得ながら、一人で抱え込まずに医療機関や精神科訪問看護などのサポートを活用し、心身の負担を和らげていくことが大切です。

まずは相談だけでも構いません。『こちら』から、お気軽にお問い合わせください。

 

参照:MSDマニュアル

 

お問い合わせ・
採用Contact/Recruit

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

050-3092-2093