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離人症とは
自分が自分ではないように感じたり、周囲の世界が非現実的に感じられたりする状態を指す精神疾患です。医学的には離人感・現実感消失症と呼ばれます。過酷なストレスやトラウマから心を守るための解離という防衛反応として生じる疾患だと言えます。
離人症のセルフチェックリスト
離人症の症状について、大きく2つの感覚から確認します。以下の項目に当てはまる状態が長く続いているか振り返ってみてください。
- 離人感(自分自身から切り離された感覚) ・鏡に映る自分の顔が、自分のものではないように感じる ・自分の感情や感覚が麻痺して、心が動かなくなったように感じる ・自分の行動を、まるで外側から別の誰かとして観察しているように感じる
- 現実感消失(周囲が非現実的に感じられる感覚) ・周りの景色がベールに包まれているように、ぼんやりとして見える ・周囲の人や物が、作り物やロボットのように感じられる ・見慣れたはずの場所が、全く見知らぬ場所のように感じられる
チェックリストはあくまで目安
上記のチェックリストは、自分自身の状態を理解するためのひとつの目安となるものです。項目に当てはまるものがあったとしても、それだけで離人症であると診断されるわけではありません。精神疾患の正確な診断は、医療機関において医師が専門的な基準に基づいて行うものなのです。
他の精神疾患の症状として現れることもある
離人感や現実感消失といった感覚は、単独で現れるだけでなく、他の精神疾患に伴って生じることもあります。たとえば、うつ病、パニック障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、統合失調症などの症状の一部として現れることが多いと言えます。そのため、症状の背景に別の疾患が隠れていないかを慎重に見極める必要があります。
当てはまる項目が多かった場合
もしチェックリストに当てはまる項目が多く、日常生活に支障をきたしたり強い不安を感じたりしている場合は、一人で抱え込まずに専門機関への相談を検討する視点を持つことが大切です。心療内科や精神科を受診し、医師の適切な診断を受けることが、回復に向けた第一歩だと言えます。
精神科訪問看護との関わり
離人症の治療や生活のサポートにおいて、精神科訪問看護が関わることがあるとされています。症状が落ち着いている時期も含めて、継続的に関わっていく存在として位置づけられています。 地域での安定した生活を支える選択肢として、訪問看護ステーション ラララへのご相談もご検討ください。
まとめ
離人症は、自分自身や周囲の現実から切り離されたように感じる疾患です。セルフチェックで思い当たる感覚がある場合、それはうつ病やパニック障害など他の精神疾患に伴う症状である可能性もあります。自己判断で終わらせず、専門的な医療機関を受診して適切なサポートへ繋がる視点を持つことが重要なのです。
まずはご相談だけでも構いません。『こちら』から、お気軽にご相談ください。
参照:MSDマニュアル
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